
心神とは、防衛省・技術研究本部が三菱重工業を契約企業として開発している先進技術実証用の航空機。
日本は戦後、GHQに占領されたために軍需産業が停滞。
GHQが撤退した後も、アメリカなどの戦勝国からは自国の戦闘機を製造することを牽制され、国内においてもメディアなどから常に軍需産業は批判の対象とされてきたため、思うように開発が続けられてこなかったという現状がある。
しかし 先の東京都知事選に立候補して、惜しくも落選した元航空幕僚長の田母神俊雄氏は、防衛システムや戦闘機の多くを他国からの輸入に頼っている現状を憂いて、日本も他国と同じように自国で開発をするべきだと主張していることから、日本ではネットを中心にその意見に同調する国民が増えている。
そのため心神に寄せられた期待も大きく「かつて世界一の戦闘機・零戦をつくった日本が本気になって開発すれば、世界一の兵器がつくれるはずだ」と完成を望む声が多い。
また、中国や朝鮮半島など、東アジアの情勢が混迷していることから「防衛費を増強して国産の兵器を開発、抑止のための軍事強国にならなければ駄目だ」と主張する国民も増えているようだ。